多奈崎市ってどんな街?
市のアウトライン
多奈崎市は「日出国」の北部にある東日地方に位置する、人口約35万の都市です。大積県の県庁所在地であり、 都市雇用圏人口はおよそ50万を数える拠点都市になっています。
首都からおよそ800kmほど離れており、中央とは違う独自の文化を形成していたりいなかったり、そんな街です。
河口付近の貴重な平野上に栄えた都市が多奈崎市であり、大積県南部の人口は大半がここに集中しています。
また都から北に延びる街道筋にある城下町として昔から大層栄えてきました。
周辺を険しい山と海に囲まれていたこともあり、街道以外からは攻め入りようのない土地ということで防衛にも適していたようですが、
現在では周囲と隔絶された環境ゆえにやや保守的な土地となっているようです。
高度経済成長期には、地方の産業立地を促進する「新産業立地法」による「産業指定都市」に指定され、工場立地が進みました。高速道路も開通。
現在は新幹線の建設が急ピッチで行われています。
略年表
750〜900年ごろ 中央政権による討伐 1602年 多奈崎藩主に麻見家が入る 1871年 廃藩置県に伴い旧多奈崎藩の領地を以て「多奈崎県」が成立。 12月 府県統合に伴い改めて「多奈崎県」が設置。 1876年 第2次府県統合。北隣の月沼県と合併し「大積県」の都市となる。県庁は三濃市(月沼と多奈崎の中間) 1883年 三濃市の県庁舎が火災により焼失。県名そのままに県庁舎が多奈崎市に。 1889年 1月1日 市制施行し「多奈崎市」が誕生。 1896年 「珠村屋呉服店」創業。現在の珠屋百貨店。 1901年 多奈崎駅開業 1939年 12月 下軒町に多奈崎飛行場建設。当初は海軍の航空基地として開港。 1940年 1月1日 有賀郡美浜村、諸立村など周辺数ヶ村と合併。 1945年 7月26日 多奈崎空襲。市内中心部の大部分を焼失する被害。 1953年 9月6日 ラジオ大積(ROB)が県内最初の民間ラジオ放送を開始。 1956年 7月1日 有賀郡広瀬町を編入。 8月 駐留軍から返還された多奈崎飛行場が、民間の空港として供用開始 1959年 4月1日 ラジオ大積、県内最初の民間テレビ放送を開始。 1958年 8月 台風10号による豪雨災害。阿湯川氾濫により河口部を中心に被害。 1960年 6月 阿湯川河口放水路完成。 1963年 7月12日 新産業立地法により、大積県「多奈崎・涼川地域」が産業振興都市として指定される。 1972年 10月 多奈崎新港が開港。 1974年 1月 伊津屋デパート開店。1984年の閉店まで、市内の百貨店は4店舗に。 1978年 9月13日 大積空港(三濃市)の開港に伴い、多奈崎飛行場が閉鎖。 1984年 5月18日 大積県南部地震が発生。市内で震度5(当時)を観測、沿岸部を中心に被害。 1986年 4月20日 ファッションビル「多奈崎フロム」開業。1992年に売上高ピークを記録。 1994年 3月7日 駅ビル「エアリ」開業。 2000年 9月 「千本堂」百貨店が債務超過に。産業再生機構の支援により、最終的に大手百貨店「美濃屋」に統合。 2002年 有名コーヒーチェーン「オスカーズコーヒー」の県内1号店が開店。 2007年 10月1日 隣接する五綾市、有賀郡比南町と合併。 2010年 ・この年の国勢調査人口で379,462人(過去最多)を記録。以降、減少に転じる。 2012年 12月1日 ICカード「NORICA」が県内で利用開始 2017年 3月18日 北州新幹線 初岡〜多奈崎駅間で開業。駅ビル「エアリ」増築。 3月31日 百貨店「多奈崎美濃屋」閉店 2020年 5月24日 ファッションビル「多奈崎フロム」閉店 2021年 12月1日 大手コンビニ「クイックス」の1号店が県内初出店。
エリア解説
「水然院」周辺 … 中心市街地
多奈崎の中心は、水然院・五船橋エリアがそれに該当します。
特に水然院・花月町のエリアは、様々なファッション店や映画館、百貨店などが立ち並ぶ県下最大のショッピングエリアとして君臨してきました。
市街の東には珠屋百貨店と多奈崎バスセンター、西には多奈崎フロム(ファッションビル)
があり、その間をアーケードが繋ぐ格好になっており、一日中多くの人が買い物を楽しんでいます。
百貨店やファッション店が立ち並ぶ水然院に対して、五船橋は 大積県最大の繁華街として、飲食店や居酒屋が多く建ち並びます。お手軽ランチを楽しめるお店も多く、 昼間はランチを楽しむサラリーマンやOLの姿も目立ちます。 そして、夜はいよいよ繁華街・五船橋の本領発揮。 居酒屋・小料理店・バーなどありとあらゆるお店の明かりで輝く、煌びやかな繁華街に様変わりします。
多奈崎駅前
一方こちらは、多奈崎市の周囲から乗り入れてくる鉄道路線が集結する交通の要衝・多奈崎駅を中心としたエリア。
水然院エリアから2km程度離れているため市街地の賑わいは見られず、他県の県都の駅前と比較するとかなり寂しげ。 「多奈崎駅前には何もない」とも言われてきました。
しかし近年、隣接していた操車場跡地の再開発を皮切りに開発が進められており、現在は高層マンションやオフィスビルが徐々に増えています。
目玉施設は、1991年に開業・2017年に大幅増築した市内最大のファッションビル「多奈崎エアリ」。その規模の大きさは多奈崎の街に郊外からそれなりに人を呼び戻しましたが、中心市街地にとっては脅威になっているようです。
さらに駅から少し離れると閑静な住宅街が広がり、もう少し歩くと多奈崎大の教育学部が。 さらに南に行けば宮岐川の広い河川敷があり、市民の憩いの場として親しまれています。
住環境的にも、多奈崎駅前は非常に人気の高いエリアのようです。
ほかの街は…
「たなざき八百八町」でも、多奈崎市内のエリア紹介をしています
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