岐相新聞WEB

2024年
0328

無党派層からの支持、岩田氏は5割 竹村氏は3割 多奈崎市長選出口調査

13日投開票の多奈崎市長選で、岐相新聞社は合同通信社と合同で出口調査を実施し、1,562人から回答を得た。

それによると、支持政党別で、無所属現職の岩田誠司氏(57)は支援を受けた進歩支持層の9割、労働支持層の7割を固めたほか、国民、明青支持層の2割と保守層にも食い込み、無党派層からも5割の支持を集めた。無所属新人の元衆議院議員秘書、竹村直人氏(34)は推薦を受けた国民、明青支持層の7割をまとめ、明日の日出の5割の支持も集めたが、無党派層は3割にとどまった。無所属新人の元市議、大田尚美氏(58)は支援を受けた緑の党の6割の支持を集めた。

2期8年の岩田市政は6割が肯定的に評価し、否定的な評価は3割だった。岩田市政を肯定的に評価する人のうち7割が岩田氏に投票し、否定的に評価する人のうち7割が竹村氏に投票していた。

投票基準別では、岩田氏に投票した人の4割が「政策・主張」を基準に投票していた。「経歴・実績」「人柄・信頼感」が2割ずつで続いた。竹村氏に投票した人では「政策・主張」が5割で最も多く、「人柄・信頼感」「支持政党や団体の支援」が2割ずつで続いた。大田氏に投票した人は「政策・主張」が7割だった。

新市長に最も力を入れてほしい政策は「医療・福祉」が4割で、「財政健全化」が2割。年代別では、20代から40代で「教育・子育て」が最も多く、60代以上では「医療・福祉」が5割を超えた。「財政健全化」と答えた人は6割が岩田氏に、「教育・子育て」と答えた人は6割が竹村氏に投票していた。

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