岐相新聞WEB

2024年
0501

【速報】涼川市長選、岡村氏が初当選 新人2氏破る

			
任期満了に伴う涼川市長選挙は26日、投開票が行われ、会社役員の岡村武文氏(46)が、元副市長の長谷部達生氏(61)、元県議会議長の遠藤秀治氏(55)=いずれも無所属新人=を破り初当選を果たした。投票率は53.90%(前回45.25%)。

現職の東原倉之助市長(73)が引退を表明し、8年ぶりに新人同士の対決となった。少子高齢化の進行に伴う人口減少対策、財政健全化や農林水産業・観光業の振興策などが主な争点となった。

岡村氏は2005年より家業の電機メーカー、オカムラ電機(涼川市)の役員を務め、市内の若手経営者有志に推されて昨年11月に立候補を表明した。選挙戦では、民間の経営経験を生かした大胆な行政改革と子育て支援などを訴えた。保守系無所属を標榜したが進歩党の高橋啓衆院議員からも「個人として」応援を受け、幅広く支持を集めた。

長谷部氏は副市長としての経験を強調し、東原市長からの支持を受けたが次点となった。遠藤氏は財政再建の必要性を訴え、国民党の竹村寛人政調会長が応援に入ったが及ばなかった。

◇開票結果

当 11,247票 岡村 武文 無 新 会社役員
   8,676票 長谷部達生 無 新 (元)副市長
   8,341票 遠藤 秀治 無 新 (元)県議会議長